キャタピーピン差しドレバナデッキ2日も連続でポケポケの話をするな、と言いたいところだが、書きたいものは書きたいので書くのだ。さて、先日はフシギバナEXをメインに据えたデッキを組んでいるという話をした。このデッキはフシギバナEXをどれだけ早く完成させるかが勝敗に直結する。フシギバナEXは二進化、技エネ4という重さのかたまり。すばやく手札に進化カードを集め、エネルギーを供給するかに全てがかかっている。そんなフシギバナEXを通すことに全てをかけたデッキがドレバナデッキというわけだ。特別に環境では流行っていないようだが、きちんと運用できればスムーズに戦いを進めていくことができる高耐久デッキだ。早速見ていこう。まずは編成カードを見ていこう。ポケモンはキャタピー、フシギダネ、フシギソウ、フシギバナEX、チュリネ、ドレディアが1枚ずつ。グッズ・サポーターは博士の研究、モンスタボール、きずぐすり、レッドカード、ハンドスコープが2枚ずつ。ナツメ、サカキ、エリカが1枚ずつの合計20枚のデッキとなっている。ちなみにナツメとサカキとエリカは1枚しか持っていないからこれだけしか入っていない。理想はどれも2枚ずつである。もし真似しようという方がいるなら、ハンドスコープとレッドカード1枚を抜けば問題ない。むしろそっちが理想なのでエリカとナツメください。サカキはギリギリ許せる。ポケモンのカードが少ないのは、キャタピーの「ともだちをさがす」で目的のカードを引く確率を高めるため。サーチはランダムなので、枚数が少なければ少ないほど有利だ。また、最初の手札には必ずたねポケモンが1匹以上含まれる仕様のため、たねポケモンの数を極端に減らすことで最序盤の盤面をほぼパターン化することができる。このデッキなら、・キャタピーのみ・チュリネのみ・フシギダネのみ・キャタピーチュリネ・キャタピーフシギダネ・チュリネフシギダネ・3匹揃うのみになる。あとはそれぞれのパターンでのポケモンの動きを固定すればよい。といってもやりたいことはあまり変わらず、「キャタピーで進化カードをサーチしながらドレディアでフシギダネのエネルギーを加速し、素早く進化させる」こと。一番良いのはもちろん3匹が揃ったときであり、この流れをスムーズに行うことができる。次点ではフシギダネが欠けたキャタピーチュリネだ。モンスターボールがあれば確定でフシギダネをサーチして次に繋げることができる。博士の研究で直引きするのを狙ってもいいし、どうしても来なければキャタピーで呼ぶこともできる。比較的マシなのはチュリネフシギダネだ。キャタピーのサーチの恩恵は受けられないが、チュリネでフシギダネのエネルギーを加速するという最低限の役動きはできる。進化させたドレディアがそのままダメージをばらまいて、フシギソウやフシギバナEXでとどめを刺すという展開も少なくない。まだ挽回が効きやすいのはキャタピーソロだ。サーチでチュリネを呼べればキャタピーチュリネと似た盤面を作りやすくなるが、相手のレッドカードに弱くなるのがネックだ。ここで進化先しか引けないと詰みやすく、モンスタボールか博士の研究がほぼ必須になる。さらに挽回がグッズ・サポートに依存するのはチュリネソロ・フシギダネソロだ。特にフシギダネソロは非常にまずい。本来はベンチスタートが理想なので、一刻も早くキャタピーを引いてフシギダネをベンチに逃がす必要がある。チュリネソロの場合も含め、キャタピー(とチュリネ)を引くためにモンスターボール依存になってくる。手元に2枚モンスターボールと1枚スピーダーがあれば先行でも対応可能だが、ここまで揃うのは少し珍しいかもしれない。こうしてみると、最序盤の確定負けが比較的ゆるいということがわかるだろう。カスミデッキとは違って、エネ加速および挽回手段がコインに依存しないのは個人的に魅力的だ。負けるときはとことん負けるが、本来カードゲームってそういうもんだよねと納得できるなら草デッキを使う素質がある、と勝手に思っている。コインで博打は楽しいが、心臓によろしくない。続いて理想的な動きを見ていこう。まずはキャタピーをバトル場に置き、どんどん必要なカードをサーチしていく。基本的にキャタピーは進化先がいないので使い捨てである。役割が終わったらベンチに逃がしてもいいが、フリーザーやゼブライカ、ゲッコウガでちみちみ削られそうなら倒されても構わない。なにせHPが50なので、ゲッコウガ+ゼブライカで余裕の確定一発である。60ほしかった。ここでスピーダーを使うとフシギダネがナツメで釣り出されたときに困るので、使ってはいけない。サーチが終わったら交代か死に出しでチュリネを出し、手早く進化させてエネ加速を開始する。技が使えなくてもどんどん進化させて耐久力を上げることが重要だ。最初はチュリネないしドレディアにエネルギーを付け、技が使えるようになったら手貼りとリーフサプライの効果でどんどんエネルギーを付けていく。もしルージュラやフーディンが相手にいるなら、必要以上に技を使わないという戦法もあるので覚えていくと良いと思う。エネルギーがつき、フシギバナまで進化が終わったら交代してどんどん攻撃しよう。HPの上下が激しいので、万が一のサカキを含めた相手の攻撃力を常に考えることが大切。基本的にほとんどのポケモンの攻撃を1度は耐えるHPなので、比較的余裕を持って攻撃できるだろう。リザードンと運が悪いときのカイリューはそもそも誰も耐えられないので諦めていい。この2つのデッキに対しては育成途中をナツメで釣り出してしばく必要がある。レッドカードの妨害も生きるだろう。大流行中のミュウツーEXにはドレディアで削り、フシギバナでトドメという流れが有効だった。余裕があれば生命線のサーナイトを釣り出して殴るのもいいだろう。こちらはドレディア+サカキで回復なしだと確定二発になる。すぐに逃げられるだろうが。このデッキの天敵はピカチュウEXデッキである。展開が早すぎて追いつけないのだ。最序盤にピカチュウEXが来ないことを祈ろう。それしかできない。本当に相手の引きが良いと2ターン目でバトルが終わる。まあ、前述の通り負けるときはあっさり負けるので、好みが分かれるデッキかもしれない。でもミュウツーEXに耐久力で抗えたりコインゲームが無かったりと魅力的な点もある。カードプールが増えたらもっと強くなる可能性だって秘めているので、弱いと一蹴するにはなんだか惜しい。これからもパック追加のたびに研究してみたいと思う。 アプリ関係 2024/11/07(Thu)
2日も連続でポケポケの話をするな、と言いたいところだが、書きたいものは書きたいので書くのだ。
さて、先日はフシギバナEXをメインに据えたデッキを組んでいるという話をした。このデッキはフシギバナEXをどれだけ早く完成させるかが勝敗に直結する。フシギバナEXは二進化、技エネ4という重さのかたまり。すばやく手札に進化カードを集め、エネルギーを供給するかに全てがかかっている。そんなフシギバナEXを通すことに全てをかけたデッキがドレバナデッキというわけだ。特別に環境では流行っていないようだが、きちんと運用できればスムーズに戦いを進めていくことができる高耐久デッキだ。早速見ていこう。
まずは編成カードを見ていこう。
ポケモンはキャタピー、フシギダネ、フシギソウ、フシギバナEX、チュリネ、ドレディアが1枚ずつ。
グッズ・サポーターは博士の研究、モンスタボール、きずぐすり、レッドカード、ハンドスコープが2枚ずつ。ナツメ、サカキ、エリカが1枚ずつの合計20枚のデッキとなっている。ちなみにナツメとサカキとエリカは1枚しか持っていないからこれだけしか入っていない。理想はどれも2枚ずつである。もし真似しようという方がいるなら、ハンドスコープとレッドカード1枚を抜けば問題ない。むしろそっちが理想なのでエリカとナツメください。サカキはギリギリ許せる。
ポケモンのカードが少ないのは、キャタピーの「ともだちをさがす」で目的のカードを引く確率を高めるため。サーチはランダムなので、枚数が少なければ少ないほど有利だ。また、最初の手札には必ずたねポケモンが1匹以上含まれる仕様のため、たねポケモンの数を極端に減らすことで最序盤の盤面をほぼパターン化することができる。このデッキなら、
・キャタピーのみ
・チュリネのみ
・フシギダネのみ
・キャタピーチュリネ
・キャタピーフシギダネ
・チュリネフシギダネ
・3匹揃う
のみになる。あとはそれぞれのパターンでのポケモンの動きを固定すればよい。といってもやりたいことはあまり変わらず、「キャタピーで進化カードをサーチしながらドレディアでフシギダネのエネルギーを加速し、素早く進化させる」こと。
一番良いのはもちろん3匹が揃ったときであり、この流れをスムーズに行うことができる。
次点ではフシギダネが欠けたキャタピーチュリネだ。モンスターボールがあれば確定でフシギダネをサーチして次に繋げることができる。博士の研究で直引きするのを狙ってもいいし、どうしても来なければキャタピーで呼ぶこともできる。
比較的マシなのはチュリネフシギダネだ。キャタピーのサーチの恩恵は受けられないが、チュリネでフシギダネのエネルギーを加速するという最低限の役動きはできる。進化させたドレディアがそのままダメージをばらまいて、フシギソウやフシギバナEXでとどめを刺すという展開も少なくない。
まだ挽回が効きやすいのはキャタピーソロだ。サーチでチュリネを呼べればキャタピーチュリネと似た盤面を作りやすくなるが、相手のレッドカードに弱くなるのがネックだ。ここで進化先しか引けないと詰みやすく、モンスタボールか博士の研究がほぼ必須になる。
さらに挽回がグッズ・サポートに依存するのはチュリネソロ・フシギダネソロだ。特にフシギダネソロは非常にまずい。本来はベンチスタートが理想なので、一刻も早くキャタピーを引いてフシギダネをベンチに逃がす必要がある。チュリネソロの場合も含め、キャタピー(とチュリネ)を引くためにモンスターボール依存になってくる。手元に2枚モンスターボールと1枚スピーダーがあれば先行でも対応可能だが、ここまで揃うのは少し珍しいかもしれない。
こうしてみると、最序盤の確定負けが比較的ゆるいということがわかるだろう。カスミデッキとは違って、エネ加速および挽回手段がコインに依存しないのは個人的に魅力的だ。負けるときはとことん負けるが、本来カードゲームってそういうもんだよねと納得できるなら草デッキを使う素質がある、と勝手に思っている。コインで博打は楽しいが、心臓によろしくない。
続いて理想的な動きを見ていこう。
まずはキャタピーをバトル場に置き、どんどん必要なカードをサーチしていく。基本的にキャタピーは進化先がいないので使い捨てである。役割が終わったらベンチに逃がしてもいいが、フリーザーやゼブライカ、ゲッコウガでちみちみ削られそうなら倒されても構わない。なにせHPが50なので、ゲッコウガ+ゼブライカで余裕の確定一発である。60ほしかった。ここでスピーダーを使うとフシギダネがナツメで釣り出されたときに困るので、使ってはいけない。
サーチが終わったら交代か死に出しでチュリネを出し、手早く進化させてエネ加速を開始する。技が使えなくてもどんどん進化させて耐久力を上げることが重要だ。最初はチュリネないしドレディアにエネルギーを付け、技が使えるようになったら手貼りとリーフサプライの効果でどんどんエネルギーを付けていく。もしルージュラやフーディンが相手にいるなら、必要以上に技を使わないという戦法もあるので覚えていくと良いと思う。
エネルギーがつき、フシギバナまで進化が終わったら交代してどんどん攻撃しよう。HPの上下が激しいので、万が一のサカキを含めた相手の攻撃力を常に考えることが大切。基本的にほとんどのポケモンの攻撃を1度は耐えるHPなので、比較的余裕を持って攻撃できるだろう。リザードンと運が悪いときのカイリューはそもそも誰も耐えられないので諦めていい。この2つのデッキに対しては育成途中をナツメで釣り出してしばく必要がある。レッドカードの妨害も生きるだろう。
大流行中のミュウツーEXにはドレディアで削り、フシギバナでトドメという流れが有効だった。余裕があれば生命線のサーナイトを釣り出して殴るのもいいだろう。こちらはドレディア+サカキで回復なしだと確定二発になる。すぐに逃げられるだろうが。
このデッキの天敵はピカチュウEXデッキである。展開が早すぎて追いつけないのだ。最序盤にピカチュウEXが来ないことを祈ろう。それしかできない。本当に相手の引きが良いと2ターン目でバトルが終わる。
まあ、前述の通り負けるときはあっさり負けるので、好みが分かれるデッキかもしれない。でもミュウツーEXに耐久力で抗えたりコインゲームが無かったりと魅力的な点もある。カードプールが増えたらもっと強くなる可能性だって秘めているので、弱いと一蹴するにはなんだか惜しい。
これからもパック追加のたびに研究してみたいと思う。